100年経営企業家倶楽部

第29回経営者フォーラム開催報告

2022年11月19日更新2020年11月28日公開

昨日は、ご多忙のところ100年経営企業家倶楽部の経営者フォーラムに
ご参加いただきありがとうございました。
おかげさまで28名のご参加をいただき、熱心にご聴講いただきました。

◆参加者の気づきや発見
・継続する方法について
・職人としての心が目に大変感銘を受けました。
・老舗と言われる企業には、続けることのできる理由がある。
・京都の老舗たる所以を感じることが出来た。継続と革新。簡単なことから続けていくことの重要性を学ぶことが出来ました。
・自社と違う業種からこそ革新となるポイントがあるということ。
・100年以上続く企業を紹介する人が居て驚きでした。
・老舗企業が実践している3つのポイントは参考になりましたが、特に本家八ツ橋西尾さんの家訓である「老舗の存在意義は文化の創造である」というのは新しい気づきとなりました。
・老舗企業が連綿と大事にしていることが心に刺さりました。普通に大事なことを自分たちで発見し、守り続けていくということが大事。逆にそれだけでいいんだと思えたので、改めて頑張る勇気と気力がわきました。
・「老舗」と聞くと敷居が高く、よそ事と感じておりました。しかし「老舗も昔から老舗であったのではない」「外的環境は昔の方がもっと悲惨であった」とお聞きし、今あるものにばかり目がいっていたと反省いたしました。「100年企業」をもっと学びたいと思い、まずは地元での活動を始めたいと思います。
・日本は諸外国に比べ百年企業が多く存在し、それぞれに事業の継続に資する経営理念(家訓)を持っていること。老舗の経営理念は事業環境変化に対応する上での諫めや、伝統文化の創造・継承といった面を含んでいる。また、老舗において見学会や講話をアレンジする事業(組織的活動)があることも新たな知見であった。
・事業承継を繰り返しながら100年以上、永続する企業となるにはどうすべきかを、改めて考えました。
・事業承継はその本人が真剣に取り組める分野である事。
・業種を問わず、事業承継を真剣に検討しているのだと感心致しました。今後の人生を考えて自営を検討しており参考になりました。
・老舗と言われるような企業に成長するには、如何にしてブランド力を構築できるかがカギだと考えておりましたが、そのためには社会や顧客に対してだけでなく内部の”人財”にも重きを置いて、企業理念や企業としての付加価値の浸透を図り、継続していくことが重要だと気付かされました。

◆参加者の感想
・普段聞けない京都の老舗のお話勉強になりました。
・老舗には、その時々では新たな取り組みをしているからこそ、今まで企業継続できているという点は、全ての企業にも相通じるものがあると思いました。
・林さんと知り合ってから、3年以上になるかと思いますが、世代交代を考えて後継者を育てるのに苦戦していましたので、非常に助かっています。
・事業継承はだいたいが口伝なのか、なにか資料を残して伝えているのかが知りたいです。またブランディングの一つとして老舗=歴史があることをどのようにPRに用いているのかを知りたいです。
・老舗企業のビジョンや理念をどう従業員に浸透させているのか知りたいと思いました。
・今回の講演は、ある程度まとまった事実・見解を伝授するというよりは、いろいろな角度から主題の切り口を示し、自社の展開する研修等にいざなう性格であったと思います。そのため、本講演のみでは少し物足りない感じがした方も少なくないのではないかと思います。私は幸い翌11/28の研究会を聴講できましたので、2日間通してたいへん勉強になり、大いに満足しております(このアンケートの対象は11/27分のみと考え「普通」と評価致しました)。ありがとうございました。
・自分自身も「企業を永続させる」を基本に活動していますが、コンサルできる期間には限りがあり、その中で承継に関われるのは1回か、2回なので仕組みにできるかが大きな課題となること。
・後継ぎがいなかったら考えればよい。考えてからがチャンス、始まりです。気づけました。
・コロナ禍のいまは特に事業を継続していくことの厳しさを痛感していますが、ご自身の体験を通じて事業承継問題に取り組んでおられる米田様の活動には感銘を受けております。23日もまた勉強させていただければと存じている次第です。